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『川崎病』について

娘が川崎病と告げられた時、

真っ先に思い浮かんだのは中学校の授業で習った川崎公害でした。
でも、この川崎公害とは全く無関係の病気です。
 
正式名称は「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」。発見者である川崎富作医師の名前にちなんで川崎病と呼ばれています。
全身の血管に炎症が起こる病気で、原因は未だ分かっていません。
 
《主な症状》→娘の場合
1.発熱:5日以上続く、通常の解熱薬では下がらない
→ 一致。39℃以上が5日続いた。解熱剤を使っても熱がほとんど下がらなかった。
2.両眼の充血:白眼が赤くなる
→ 一致。
3.イチゴ 舌ぜつ:舌の表面に赤いブツブツ。唇も赤く腫れる。
→ 一致。唇が腫れて出血していた。
4.発疹
→ 一致。BCG跡が赤く腫れるのが特徴的。
5.四肢末端の変化:手足が硬くはれる。回復期は手足の皮膚がペロンとむける。
→ 一致せず。手足の浮腫みはあまりなかった。
6.首のリンパ節の腫れ
→ 一致。そんな酷くはなかった。
 
6項目中5項目に当てはまれば川崎病と診断されます。
心臓に血液を送り込んでいる冠動脈にコブができると厄介とされ、娘も入院中に心臓エコー、心電図の検査を受けることになります。
 
インターネット上の情報では1ヶ月程度の入院が必要とされていましたが、近年は治療法が確立され1週間程度の入院で済むそうです。
入院をすると直ぐにガンマグロブリンの点滴が始まり、血液凝固を防ぐアスピリンという薬を服用します。
これによって冠動脈にコブができるのを防ぐそうです。
(冠動脈瘤ができてしまった場合は、入院期間や治療法が変わります)
 
私も娘に付き添ってしばらく入院をする形となるのですが、治療の経過等をまた更新できればと思います。